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アマゾン川流域壁画発見

南米アマゾン川流域の熱帯雨林で発見された壁画に、氷河時代の巨大動物などが描かれていることが明らかになった。

数千点の動物などの絵は、コロンビアのアマゾン川流域の北端部にある3つの岩窟遺跡の壁で見つかった。推定約1万1800~1万2600年前、最終氷期にかけて描かれたものとされる。
2017年と2018年に遺跡の調査が行われたが、研究結果は最近になって公表された。
この研究はコロンビア国立大学、アンティオキア大学、英エクセター大学の専門家たちが行ったもの。
研究者たちによると、岩壁にはゾウの先史時代の親戚にあたるマストドンや巨大なナマケモノ、氷河時代のウマなど、現在は絶滅している動物が描かれている。
黄土から抽出された顔料を使った赤色の壁画は、南米で発見された岩壁に描かれた絵としては最大規模だという。
エクセター大学のホセ・イリアルテ氏は壁画について、「すでに絶滅した巨大動物が生息していた当時、人類がどのような生活を送っていたのかを表すものだ」と述べた。
イリアルテ氏の同僚のマーク・ロビンソン氏は壁画について、アマゾン地域西部で暮らしていた初期人類の生活を「鮮明に、刺激的に垣間見る」ことができるとした。
「植生や森林の構成の変化につながる極端な気候変動の時代に、初期人類はこの地域へ移動してきた。当時のアマゾンは、現在のような熱帯雨林になる変化の最中だった」 *引用元BBC
*photo by Jose Iriarte