株式会社 アルファインテル
(ALFAINTER TRAVEL INC.)
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往時のインカの生活を感じることが出来る
インカ道を歩く

インカ時代に当時の人々が実際にマチュピチュを目指して歩いていた道を歩くことで、往時の人々の生活を感じることが出来る人気のルート

インカ道トレッキング

 インカ帝国を張り巡らしたインカ道は「カパック・ニャン」( 偉大な道 ) と呼ばれ、現在のコロンビアからチリまで総距離 3万 km にも及んだ。このインカ道は 2014 年にユネスコの世界遺産にも登録されている。その一部を歩いてマチュピチュへ向かう「インカ道トレッキング」がある。インカ道には歩いてしか行けないインカ時代の遺跡が点在し6000m 級のアンデス山脈の山岳景色を望め、リャマ、ハチドリ、ランなど南米の動植物と出会える貴重な体験ができる。
 トレッキングには公認ガイド同行が義務付けられているのと1日/500人までという人数制限がある。ベストシーズンは乾季の 4 月~10 月だが数ヶ月前から手配しないと予約が取れないほど人気がある。3泊4日コースの料金には公認ガイド代、交通費、テント、食事、マチュピチュ遺跡入場料等が含まれている。マチュピチュまでの 45kmを 3泊4日で歩くコースはオリャンタイタンボとマチュピチュの間の82km地点からスタートする。最高地点 4200mを含む3つの峠を越え、宿泊 3回はキャンプ地のテント泊という本格的なトレッキングとなる。荷物は自身の必要な物だけをリュックサックで背負い、テントや食材等は、ポーターが先にキャンプ地まで運び、食事を用意し、テントを設営してくれる。

3泊4日コースのスタートは”82km”地点。まずウルバンバ川を渡る。
ジャングルの中のようなところの石の登山道を進んで行く
3000m以上の標高を歩くコースなので日本アルプスより険しい
アンデス山中の壮大な景色を眺めながらのトレッキング
トレッキングの最初に現れるインカの遺跡、ヤクタパタ遺跡
プユパタマルカ(Puyupatamaruca)遺跡は神都のつながりを感じる神聖な場所

マチュピチュ手前の 104km 地点から7時間ほど
歩いてマチュピチュに到着する 1 泊 2 日のショ
ートコースもある。このコースでも初日にイン
カ時代の遺跡を見ることが出来る。宿泊はキャ
ンプ場ではなく麓のマチュピチュ村のホテルで、
2 日目にマチュピチュ遺跡を見学する。

 

3泊4日トレッキングコースの一例は以下の通り 
※宿泊キャンプ地はツアー催行会社により変わる可能性あり

<1日目> 午前:82km 地点からトレッキング
                  スタート。最初の遺跡ヤクタパタ
       遺跡 (2700m) に到着。コース唯一の
                  村ワイリャバンバに宿泊 (2950m)
     ■徒歩約 5 時間 / 歩行距離 12km

<2日目> ワルミワニュスカ峠を登頂(標高
                   4198m でトレッキング中、最も標高
                   の高いポイント )
     インカ時代の段々畑が連なるパカイ
                   マヨに宿泊 (3650m)
     ■徒歩約 7 時間 / 歩行距離 9km

<3日目> ルンクラカイ峠と遺跡 (3998m) を
                  越え、且つての城砦サヤクマルカ
                  遺跡 (3600m)に到着
      サルカンタイ (6264m) を眺めながら、
                  プユパタマルカに到着 (3770m)
     ■徒歩約 6 時間 / 歩行距離 7km

<4日目> プユパタマルカ遺跡、インティパタ遺
                  跡、ウィニャイワイナ遺跡を経て、マ
                  チュピチュの正門インティプンク ( 太
                  陽の門 ) に到着。マチュピチュ遺跡を
                  見学して、夕刻コースは終了
     ■徒歩約 5 時間 / 歩行距離 12km

プユパタマルカ(Puyupatamaruca)のキャンプ場(標高 3770m)
プユパタマルカ(Puyupatamaruca)のキャンプ場(標高 3770m)
トレッキングの終着点インティプンク(太陽の門)、門の向こうにマチュピチュが待っている。