イグアスの滝

世界最大の滝と呼ばれるイグアスの滝

イグアスの滝は、南米大陸のブラジル(20%)、アルゼンチン(80%)と2ヶ国にまたがる世界最大の滝。
米国とカナダ国境の “ナイアガラの滝”、南部アフリカのビクトリアの滝とともに 『世界三大瀑布』 と呼ばれている。イグアス(Iguaçu)とは、先住民のグアラニ族の言葉で大いなる水(Y Guazú)という意味から来ている。イグアスの滝は、イグアス河の下流にあり、ブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されている。動植物、鳥類、そして蝶の宝庫として貴重なエリアだ。大小300あまりの滝が幅約4kmにも及び、最大落差は80メートル以上もある。イグアスの滝観光は、ブラジル側とアルゼンチン側で違う景観を見ることが出来る。ブラジル側は下から上方に、そして前面に広がる壮大な景色に遭遇出来、滝全体の大きさを感じられる。アルゼンチン側のハイライトは、イグアスの滝最大の滝つぼ【悪魔の喉笛】の上に造られた展望台からの景色。ここからは滝つぼへすごい勢いで落ち行く瀑水を上から臨むことが出来る。
この尊厳ある、神秘的な美しさを誇るイグアスの滝をご紹介したい。

イグアスの滝観光のベストシーズン

もちろん1年を通して、イグアスの滝は壮大な景色で皆様を迎えている。南半球、日本の反対側の為、気候、雨量にもよるが季節的には以下の通りである。
●10月～11月の春は気温も過ごしやすく、雨季に向かい水量も増えてくるので滝は迫力がある。そして滝の水が白く、綺麗なのが、この時期のポイント。ベストシーズンと言える。
●12月～3月は、雨季で水量は多い分、水が茶色くなっている。 そして気温が高く、1月は40℃ぐらいまで上昇する。
●6～8月は乾季の為、水量が少なめの年がある。朝晩は結構冷え込む日がある。

イグアスの滝への行き方

日本からイグアスの滝へは直行便はない。必ず南米主要都市に行き、そこからフライトを乗り継いで行くことになる。
南米の各都市からイグアスの滝へのフライトは、基本的に以下の3パターンになる。
●ブラジルのサンパウロ、リオデジャネイロから直行便利用。（飛行時間は、サンパウロから約1時間30分、リオデジャネイロから約2時間。毎日5～7本のフライトが就航している）
●アルゼンチンのブエノスアイレスからの直行便利用。（ブエノスアイレスからの飛行時間は、約1時間50分、毎日7～8本のフライトが就航している）
●ペルーのリマから直行便利用。（リマからの飛行時間は、約4時間、週4便のフライトが就航している）

イグアスの空港

イグアスには、
●ブラジル側の”フォス・ド・イグアス空港”(IGU)
●アルゼンチンの”プエルト・イグアス空港”(IGR)
●パラグアイにも国境の街、シウダー・デル・エステにグアラニー空港(AGT)の3つの空港がある。
右記に
●ブラジル側の”フォス・ド・イグアス空港”
●アルゼンチン側の”プエルト・イグアス空港”
から各主要地点までの距離と目安時間をご案内。
※国境超えの移動は、出入国にかかる時間が時により様々なので、あくまでも目安時間。

フォス・ド・イグアス空港(IGU) / ブラジル側から

プエルト・イグアス空港(IGR) / アルゼンチン側から

※上記所要時間は目案です。特に青字は国立公園ゲートにて１度車両降車して国立公園入園券を購入する必要があります。それに要する時間によって変わります。赤字は、ブラジル、アルゼンチン、並びにパラグアイの出入国番査を受けます。それに要する時間によって変わります。