
世界遺産 サン・ルイス歴史地区
São Luís
世界遺産 サン・ルイス歴史地区
レンソイスへ行く途中の中継地点となるサンルイスは、まるで古き良き時代のヨーロッパに紛れ込んでいるような美しい街だ。旧市街はラテン・アメリカにおいて最も状態の良いポルトガル建築が残っており、1997年にユネスコ世界文化遺産にも指定されている。建物はヨーロッパ各地から持ち込まれた美しい模様の入ったタイルで飾られており、別名「タイルの町(Cidade dos Azulejos)」とも呼ばれている。
セー教会
1622年イエズス会によって建設された教会。サン・ルイスの守護神であるノッサ・セニョーラ・ビロチアが祭られている。1922年の改修工事で現在の美しい教会となったが、美しい天井画や壁画は見ごたえがある。教会の周辺は緑の多い小さな公園がある為、市民の憩いの場となっている。
アルトゥール・アゼベド劇場
1817 年に建設されたブラジルで最古の劇場の一つ。1993年に修復が完了しているが、格式高い豪華な内装になっている。劇場は750席で4階の桟敷席もある。1時間程度の館内見学ツアーでは、歴史の説明から舞台や舞台裏、舞台装置、客席など隈なく案内をしてくれる。
マラニョン州民芸品センター
マラニョン州のおみやげが揃う民芸品市場。以前は紡績会社の工場があった建物を利用しており、カーニバルの時期には会場の一つとして使われている。素朴な民芸品が数多く展示されており、おみやげを安く購入出来る。マラニョン名物ブンバ・メウ・ボイやカーニバルの衣裳も展示されている。
サンルイスのお祭り ブンバ メウ ボイ((BUMBA MEU BOI)
ブラジルでは毎年6月に聖人を称えるお祭りがあり、特にサンルイスのお祭りは6月中旬から下旬まで、毎晩ブンバ メウ ボイという独特な踊りで多数の会場がリオのカーニバルに負けないぐらいの盛り上がりを見せている。