5月30日は『世界ポテトの日』。この記念日にあわせて、ジャガイモのふるさと・ペルーの豊かな食文化をご紹介します。
まず初めに、ペルー料理は世界から注目を浴びていることはご存じでしょうか。
旅行業界アカデミー賞と言われる「ワールドトラベル・アワーズ」で「世界最優秀美食観光地」に11年連続でペルーは選ばれています。
アンデスを起源とした食材に恵まれ、多様な文化の影響を受けた料理は、世界中の美食家たちの間でブームとなっています。
それでは、アンデスの山岳地帯の料理に今日は注目していきましょう。
ペルー国内には約3000種のジャガイモ⁉
ペルーはジャガイモの原産地で、アンデス地方では約8000年前から栽培されています。保存食としてもインカ時代から利用されてきました。
種類も多く、色は白、黄、紫など、形も丸いものから細長いものまで多彩です。それぞれの品種は栄養価や食感、調理法にも特色がある為、
ペルーの料理では欠かせない食材です。それでは、ジャガイモを使用した、ペルーの代表料理をいくつかご紹介しましょう。
Lomo Saltado (ロモ・サルタード)
牛肉、玉ねぎ、トマト、フライドポテトを炒め合わせた、ペルーを代表する大衆料理です。日本の肉野菜炒めのような味付け、醬油を使っていることもある為か、
日本人の舌によく合います。パクチーが入るので、苦手な人は抜いてもらうよう、現地では先に依頼するといいでしょう。
Anticucho (アンティクーチョ)
牛の心臓(ハツ)にスパイスをすり込み串刺しにして、炭火で焼いた料理です。メインは牛のハツではありますが、
やはりこの1品にもジャガイモは欠かせません。またおススメの食べ方は、Aji(アヒ:唐辛子ソース)を付けて食べることです。
Causa (カウサ)
(eatperu.comから引用)
ペルーの代表的な前菜ポテト料理です。マッシュしたポテトにレモン汁、唐辛子、塩、オリーブオイルを混ぜ合わせて味付けし、層状に重ねて作ります。唐辛子を使用しているため、辛いイメージを持つ人もありますでしょうが、そんなことはありません。ほんの少し辛い程度です。
中の具材には、鶏肉、アボカド、ゆで卵などをマヨネーズで和えたものが使われます。シーフードバージョンもありまして、これも大人気です。
ペルーのジャガイモには、何千年もの歴史と多様な民族の知恵が詰まっています。料理を通して知るその物語は、ただ美味しいだけではなく、五感で味わう“体験”そのものです。
世界ポテトの日をきっかけに、次の旅先をペルーに選んでみませんか?
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