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【ペルー】APEC PERU 2024が開かれた「リマ」とはどのような場所でしょうか

先月、2024年11月15~16日にかけて、ペルーの首都リマでAPEC (Asia-Pacific Economic Cooperation/アジア太平洋経済協力)首脳会議が開催されました!
日本の石破内閣が参加したことで多数の報道があったことに加え、世界遺産マチュピチュがある国として、「ペルー」「リマ」という言葉に
聞き覚えがある方は多いのではないでしょうか。 このペルーという国、首都リマを中心に急速な経済発展を遂げている国の1つであります。
APECによるとGDP(国内総生産)、1人当たりのGDPが共に約20年間で倍増するほどです。ペルー経済の中心地であり、
新旧両方の風情を持つ「リマ」はどのような場所なのでしょうか。
今回、下記にてリマのお勧めスポットを地理や気候と併せて一部ご紹介いたします。

※APECとは:アジア太平洋地域の21の国と地域(日本含む)が参加する経済協力の枠組みであり、持続可能な成長と繁栄を目標にして、
貿易・投資の自由化・円滑化地域経済統合の推進、経済・技術協力等の活動を実施しています。
(参照:外務省|APEC(アジア太平洋経済協力、Asia Pacific Economic Cooperation))
URL: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/apec/soshiki/gaiyo.html


リマの地理と気候

ペルーの気候区分は主に3つに分けられます。※下記地図をご覧ください。



コスタ(海岸砂漠地帯):年間を通じてほとんど雨が降らず、年間平均気温は20℃ほど
シェラ(アンデス山岳地帯):標高により温暖で多雨な地域から一年中積雪の残る地域まで、気候の差が激しい。
セルバ(熱帯雨林地帯):高温多湿で蒸し暑く、年間を通して雨が多い。

リマが位置するのは、コスタ(海岸砂漠地帯)です。
 ⇒11月~4月の夏は毎日晴天が続き、地域によっては日中30℃を超えることがありますが、
 5月~10月にかけての冬は曇天が続き、ガルーアと呼ばれる霧が立ち込めます。その影響で湿度が高くなり朝晩冷え込みますが、
 10℃以下までは下がることはありません。よって観光ベストシーズンは11月~4月となります!


基本情報
・人口約1,000万人以上をかかえる南米を代表する都市の1つ
・16世紀にインカ帝国を滅ぼしたスペイン軍のフランシスコ・ピサロが南米攻略の拠点として選んだ場所
 ⇒アンデス山脈に由来する豊富な水脈、海岸線に面する地理的条件の為
・大きく旧市街と新市街に分かれる
・南米各国へのハブ空港とされる「ホルヘ・チャベス国際空港」を持つ


1)旧市街(セントロ)/ Centro
1535年にインカ帝国を征服したことで知られるフランシスコ・ピサロ(スペイン)により、リマが建設され、首都がクスコからリマへ移されました。
街の中心地となっているのが「アルマス広場」であり、周辺にはコロニアル様式を踏襲した建物が多く、スペイン統治時代の趣を感じることができます。
最近では、古い建物を改築したカフェも増えてきているそうです。
※コロニアル様式:17~18世紀にイギリス・スペイン・オランダなどの植民地に発達した建築工芸の様式。

*カテドラル
スペインからの征服者ピサロが自らの手で礎石を置いたと言われるペルー最古の大聖堂です。
博物館も併設されており、歴代インカ帝国の肖像画や彫刻、宗教画などを見ることができます。

*サント・ドミンゴ教会
17世紀から18世紀にかけて相次ぐ大地震に見舞われましたが、1547年に建設された礼拝堂は地震の被害を免れ、ペルー最古の礼拝堂として知られています。

2)サン・イシドロ / San Isidro
昔から高級住宅街として知られている一方、近年は世界的な大手企業や銀行が集まるビジネス拠点、高級ホテルやおしゃれなレストラン、
デパートなどが点在する観光拠点としても栄えています。下記で説明するミラフローレスと並ぶ、新市街の中心地です。

*ワカ・ワジャマルカ

リマ文化の時代(紀元200~600年)に建設された遺跡であり、オフィスビル街の真ん中に立地しています。
16世紀まで祭祀行事を行う神殿、墓地、公共施設と役割を変えられながら利用されてきました。

*日秘文化会館(ヘスス・マリア区)
日本とペルーの交流の場として、1967年に設立された会館です。
日本語教室をはじめとし、生け花、茶道、舞踊や柔道などの教室が開講されています。

3)ミラフローレス / Miraflores
太平洋の海岸沿いに位置し、リマ随一の繁華街として新市街の中心的な存在です。
高級マンションが建ち並ぶ他、ホテルやスーパー、レストランに映画館、土産物店などが集結しており、
観光客の滞在に便利な存在でありながら、地元の人にとっても楽しめるエリアとなっています。

*恋人たちの公園
ミラフローレスの海岸沿いに位置し、太平洋の水平線を望むことができることから、地元のカップルや観光客でにぎわっています。
抱き合う恋人のモニュメントもあり、南米の雰囲気を感じることができるのではいでしょうか。

*ラルコ・マール
太平洋に面した断崖絶壁の上に造られた商業施設です。
近くには、旅行会社や両替所、薬局から家電店まで必要となるものは全て揃う為、旅行者にとって便利な場所となります。

*ワカ・プクヤーナ
ミラフローレス地区の閑静な住宅街の真ん中にあるリマ文化(紀元200~700年)の遺跡です。
アドベと呼ばれる日干しレンガを組み上げられて作られており、リマ文化時代に宗教的な儀式が行われていた場所として知られています。 

 

今回、リマ市内の代表的な観光スポットを一部ご紹介いたしましたが、まだまだお伝えできていないことがあるんです!
世界でも認められているペルー料理、数々の遺跡、地域によって代表されるダンスなど。。。
今後も沢山の魅力をホームページにアップしていきますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
ここまでご拝読いただきまして、誠にありがとうございました。

*より詳しいペルーの情報を知りたい方は、弊社が制作・発行する「ペルーハンドブック」がございますので、お気軽にお問合せ下さいませ。
(ブラジル、アルゼンチンに関するガイドブックもございます)

 

 


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