インカレイル
マチュピチュへ行くための列車はインカレイル (INCARAIL) もある。運行開始してから10 年ほどだが、年々利用客を増やし、ペルーレイルとほぼ同数の毎日 15 本ほどの列車を運行している。列車発着の中心はオリャンタイタンボ駅だが、5 月~12 月はポロイ駅、そしてクスコ中心地区のサン・ペドロ駅発着列車もある。”Bimodal” という名称の列車があり、これはクスコ中心地から専用バスでオリャンタイタンボ駅へ行き、オリャンタイタンボ駅から列車でマチュピチュへ向かうシステム。列車カテゴリーは3種類あり (ボヤジャートレイン、360度マチュピチュ列車、ファーストクラス) 車両の設備、サービスが違い運賃が異なる。
360度マチュピチュ列車 THE 360℃ Machu Picchu Train
日本人客の利用が最も多い列車で車体は濃い緑色。上部のガラス窓が大きく”Terrace” という名称の展望車両が付き、マチュピチュまで車窓観光を満喫できる。サンドイッチとドリンクのサービスがある。
ファーストクラス The First Class
インカレイルの高級列車で車体は 360 度トレイン同様の濃い緑色。座席は 4 席向かい席と2 席向かい席で、2 席向かい席は夫婦とカップルに人気が高い。食事とドリンクサービスが付き、バーカウンターもある。展望車両も連結され、車窓観光も十分楽しめ、マチュピチュまで高級感ある列車の旅を約束してくれる。
ボヤジャートレイン Voyager Machu Picchu Train
3 つのクラスの中で最もリーズナブルな列車が「ボヤジャートレイン」。この列車の車体はシルバーにオレンジラインでシャープな印象。内装はシンプルだが座席は本革仕立てで、天窓もあり普通列車として乗り心地は申し分ない。車内ではドリンクとスナックが提供される。