
サントス
ブラジルへ渡った日本人移住者の第一歩となったサントス港

ブラジル最大の貿易港 サントス
サンパウロ市の南東約75km にあるブラジル最大の貿易港がサントス。人口は約42 万人でサンパウロ州の海岸都市としては最も大きい。サンパウロ州のコーヒーの輸出港として大きくなった町で、市内は石畳の古い町並みも残る活気ある港町。夏には綺麗な浜辺にサンパウロからたくさんの人々が訪れる近場のリゾートでもある。そしてサッカーの強豪チームで、あまりに有名な ” ペレ” や日本の ” 三浦知良” も所属していた名門サッカークラブの ” サントスFC” の本拠地もある。何よりサントスは日本人に大変深い関係がある。1908年、神戸港からのブラジル移民船第1号『 笠戸丸』 がサントス港の第14 埠頭に着いた。そのほとんどの移民者はコーヒー農場契約移民であり、下船後埠頭近くから列車で、サンパウロ市の移民収容所へ向かったという。以後ブラジルに渡った日本からの移住者の多くが、ここからブラジルの第一歩を印した。
コーヒー博物館
Museu do Café
旧市街地にある石造りで重厚な、薄緑の時計塔のドーム屋根の建物。1922 年に開設され、ブラジル全土から集まる出荷用のコーヒーの選別、取引きが行われていたコーヒー取引所だった。現在はコーヒー博物館となっていて、コーヒー関連のいろいろな物が展示されている。入口近くのカフェでは、美味しいブラジルコーヒーも販売され好評だ。
モンテ・セーハの丘
Mirante Monte Serrat
サントス港、市内を一望出来る240m の小高い丘がモンテ・セーハの丘。ケーブルカーで上るが乗場まではタクシーがお薦め。45 人乗りのケーブルカーで斜面をゆっくり4 分ほどで頂上へ。頂上の駅舎は展望台とカフェになっている。サントス港は外海に面した港ではなく、入り組んだ湾の中に位置する。その形状もこの丘に上ればよく分かる。 ※ケーブルカーの運行は、08:00 ~ 20:00 で基本30 分間隔で動いている。

日本移民ブラジル上陸記念碑
1973 年3 月27 日、最後の移民船にっぽん丸で285 名がこのサントス港に上陸するまで、戦前戦後を通じて65 年間に約24 万人の日本人がブラジルへ移住した。このブラジル日本移民の原点ともいえるサントスに1998 年6 月21 日、『ブラジル日本人移民90 周年』を記念し、ポンタ・ダ・プライア海岸に ” 日本移民像” の除幕式が挙行された。その後この記念像は現在のエミサリオ・スブマリーノ公園 ( 写真上) へ移転された。
サントスFC サッカー場
Estádio Urbano Caldeira
“サッカーの神様ペレ”が活躍した『サントス・サッカークラブ』のホームグランド。スタジアム内の売店ではサッカーグッズが売られていて、日本からのサッカーファンも立ち寄るスタジアム。サントスFC は、FIFA クラブワールドカップ2011 で訪日し、決勝でバルセロナFCと戦い準優勝の成績を残している。
